新築事例｜リフォーム・高崎

寝室の壁にはOSB材（木質ボード）を利用し、内装をお施主様の好みで仕上げられるようにしました。また、2階床材の下に遮音マットを施工し、1階に生活音が聞こえにくくなるようにしました。外構工事では、蔵を解体した際に出た廃材を再利用して、庭の階段を作成しました。

通常の断熱材(グラスウール)に加えて、遮熱シート(サーモバリア)を施工しております。これにより太陽からの放射熱を約75%カットし、屋根や壁から室内への熱移動を軽減しております。また、基礎には保護材として弾性のあるフューチャーコートを施工したため、きれいに仕上がり、将来的な小さなひびなども目立たなくなっております。

リビングの天井高を2m73㎝にして梁が見えるように仕上げ、開放感を演出しました。光触媒の外壁で太陽が外壁の汚れを分解し、雨で汚れを洗い流します。和室は床を畳、壁と天井を洋風のクロスにすることで和洋折衷にしています。

娘さん夫婦と同居するための二世帯住宅です。1階と2階で居住スペースを分けており、階間と各部屋間の遮音性能を重視しています。1階はキッチンを中心に生活動線を考え、家事と生活がしやすいようになっています。2階は家族構成の変化に合わせて、洋間を二部屋に分けられるよう設計しています。またミニキッチンを備え、2階でも家事ができるようになっています。

一人暮らしなので、金額を抑えるために片屋根にし、シンプルさとコンパクトさを徹底的に追及
してみました。
小屋裏に収納スペースを設けてあります。
折り畳み式の階段なので、普段はとてもスッキリしたつくりになっています。

― 施工のポイント ―
①アフターメンテナンスのしやすさ
②平屋で小さい家ながらも動線・使い勝手の良い部屋・間取り
③玄関・トイレにはセンサーライト、室内にはフットライト（安全性重視）
以上の点に重点を置きました。

お客様のこだわりで、全体的に凝った工法を採用しています。
外壁はモルタル下地に吹付塗装しており、軒天には杉板を張りました。
矢切の白塗装・付柱もアクセントになります。また玄関庇の屋根には銅板を使用しました。
内部にもこだわり、全体的に「和」の趣を出しています。
階段壁は開口部を広くし、広縁も開放感があり、和室の欄間も粋な感じを出しました。
和室・広縁の壁は左官（京壁）で仕上げています。

外壁は玄関のみ同質柄で色の濃いものを使用しました。
キッチンリビング隣の和室は、建具を壁に引き込むことで一体空間にできました。
和室の地窓は風通しがよく快適です。
洗面台は階段下設置のため、高さ1,800ミリのリフォーム用洗面台を使用しました。
正面のアクセントパネルは、チェリーの木目をモチーフに、麻の葉模様のパターンが重なって
います。
トイレの内装は、床が石目、壁は便器裏と周りで柄を変えています。